瀧井 義士
年明けから大した釣果もなく、この時期に号数UPするにはカレイアイナメしかない!
と釣行するもののなかなか釣れないのが現実で・・・
と言う事で、先週Dガレイを釣って乗りに乗ってる大宮君と2人で山陰に行く事に!
明石釣り餌センターに寄り、餌を調達してえっちらおっちら鳥取道を北上しポイントを目指す。
夜明け前には到着。幸いにも1番乗りで、思いのポイントに入る事ができた。
夜明けと共に仕掛けを投げ込みとポロポロとAランクカレイが釣れて来る。
お昼までに僕は3枚、大宮君6枚と大差が・・・( ̄ロ ̄lll)
その後、打ち返すもアタリは全くなくなりダラダラと時間だけが過ぎて行き、
遂に夕マヅメを迎えたがアタリもなく諦めかけていたその時!
大宮君が大判の45cmのCイシガレイをブラ下げているではナイカー!!!
「それ、どうしたん!?」と聞くと潮がヨレている所に投げ込んだら釣れたと言うので、すぐさま同じ所に投げ込むと・・・
「アタれアタれー!」と願いながら竿先に集中していると「コンコン」
久しぶりのアタリに半信半疑で「今のアタリか?」と思い、もうしばらく待っていると「コンコン」とやっぱりアタリやー!
しっかりアワセて巻いて来ると結構な締め込みで、そこそこのサイズやな〜BかCあったらいいのにな〜
と思いながら姿を現したのはなかなかなサイズのカレイ!
大宮君に「タモー」と呼びたかったが離れているので声が届かない(ToT)
しっかり針掛りしている事を願って、ゆっくりそろ〜っと抜き上げると40cmちょうどのイシガレイ!!
Bが1つ空いていたので1号UP!
それを見た大宮君が駆け寄って来てくれ、2人とも号数が進んだのでガッチリ握手して喜んだ。
その後、追加を期待したがアタリはなく、に入って帰路に着いたのであった。
3/17 中潮 晴れ
僕 | イシガレイ | 40cm〜30cm | 4匹 |
大宮君 | イシガレイ | 45cm〜30cm | 7匹 |
3/6 長潮 晴れ
僕 イシガレイ 50.7cm、43cm、32cm、30cm 4匹
南 道雄
鳥羽菅島グンカンに通い始めたのは、27才の息子が小学生の頃。
菅島の定期船乗り場より石切り場の方へ歩き、貯水タンクを通り過ぎ、そして「はじかめ(通称グンカン)」のジャリ浜まで山道を下る約1時間半の道のり。
夕方までにポイントに入り、そして極寒の夜釣り。翌日の昼頃には再び歩いて戻る、最もハードな釣り。
当時は2人分の釣具や防寒・テントを担ぎ、手ぶらでも厳しい道のりを良型のカレイやアイナメを求めて通ったものでした。
真っ暗の中、寝転び見る「天空の星」習ったばかりの星座を教えてもらい、北極星を中心に星が回るのを見て感動したものでした。
息子が中学にもなると自分の荷物は自分で持つようになり、高校の頃には荷物を多めに持ってくれて、世代交代を感じつつ頼もしくも有り、また寂しさも感じたものでした。
その後は渡船で渡るようになり、歩く事は無くなりましたが、当時の「グンカンまで歩けなければ釣りやめる!!」の決意を実践すべく10年振りに2人で歩く事に!!
さすがに山道では休憩を多く取ったが、何とか夕暮れまでに浜辺に到着。
しかし、10m近い強風で海も荒れ模様…
結局、クロダイ各々1匹と貧果でしたが「まだまだ、やれる!!」のお墨付きを得ました。
しかし、帰りが悪かった。
帰り支度でモタついている私を尻目に、息子はさっさと山道へ。
何も言わないが、多分、荷物背負いに戻って来てくれるのだろうなぁ〜と勝手に期待しつつ山道へ…昔の事を色々と考えながら歩いていると「ん?何かおかしい?」「アカン、道間違えた!!」。
山道は下る時は見晴し良く一本道に見えるが、登りは開けたところはすべて道の様に思え、気付いた時には「迷子に!!」。
引き返すと何処へ行くか分からないので「前進あるのみ!」。
上に登れば、必ず地道が有ると信じ「明るい方向」へひたすら歩く事に…。
これがまた悪かった。道で木々が無く開けているから明るいのでなく、単に日当たりが良いだけで、東方向へ行くところを西方向へ歩いたらしい。
徐々に人が歩いた気配も無くなり、イバラと背の高いシダに悩まされることに…。
手持ちの竿袋とクーラーを放り投げて道を作り、四つん這いになって進む過酷な状況になった。
これは「迷子」で無く、完全に「遭難!?」。
携帯は繋がるが「呼べど届かず」で居場所がとんと分からず、ひたすら上に進み山を徘徊すること1時間半。
この間、息子は浜まで往復したり、周辺を捜し廻ってくれたらしく、立場無い事この上無し。
あらためて「山は無理、我、海辺のみ」と実感した次第です。
3/3 小潮 晴れ、爆風 三重県鳥羽市菅島グンカンにて
私 クロダイ 41cm 1匹
息子 クロダイ 42cm 1匹