南 道雄
カワハギの大物を狙い、鬼ヶ城へ極秘単独釣行。
初ポイントのため、明るいうちに到着し釣り場確認を行う。
一見して「ここで釣るのですョ」と云う所が数箇所有りお休みタイムまで軽く竿出し。
ひと通り、根の状況、水深、潮の流れなどが把握出来たので、道具を仕舞いかけていると、
地元の釣人が寄って来て「何狙っているの?」「釣れたか?」のいつもの挨拶。
気が付けば『三匹のおっさん』の釣り談義。
年末年始はへダイの良型が多い人で一日10匹ほど、その後はマダイ50cm級が連日釣れているらしい。
またヒラメの超大物がアジの遠投サビキに食らい付いた、超大型のスズキに竿を折られたなど、明日に向けてヒートアップするばかり。
残念ながら、翌日は低気圧接近で台風並みの大荒れ。
しかし、岩影のため風の影響も少なく、夜明けには準備を済ませてポイントへ。
三脚をセットして竿の準備にかかるが「仕掛け袋が無い!!」。
車に忘れたものと思い「あの道のり」を戻ることに…。
しかし、車の何処を捜しても「無い!」「おかしい!!」。
昨日の下見ポイントに忘れたと思い、また「あの岩場」へ戻ることに…。
でも、ここにも無い!! アカン、今日は釣り出来ん!!こりゃ『永遠のゼロ』や…。
ん! ひょっとして、昨晩、車止めた駐車場? 祈る思いで現地到着。
「有りました!!」。軽乗用車の間に「ひっそりと落ちてました」。
貴重な小物入りウエストポーチ「誰も持ち去らず、ありがとう。感謝!、感謝!!」。
あっ、そうか? 一般の人は針やサルカン、興味無いか?…てなアンバイで、やっと釣り開始。
いかにも釣れそうなポイント。しかし、釣れるのは磯ベラ・小ガシラ・海毛虫。
昼前に竿先を持ち込む待望のアタリ!
あわせると確かな魚の手ごたえ。
竿先に「ゴン!、ゴン!!、ゴン??」と頭を振る様なアタリ。
頭を振っている…??
磯際をしのぎ、上がったのは予想どおり「超大型のフグ」。残念!!
私の狙いはアンタじゃ無いの『Another』なの…
2月24日(日) 三重県熊野市鬼ヶ城にて
私の釣果 完全ボーズ
南 道雄
今回の対象は「エソを含む2匹長寸、他魚は倍計算」。
カワハギを釣りたくて日振島喜路に宮原、萩原君と渡る。
会長推薦の左イカダ群の前にて竿出し。
しかし、イカダ際はロープか何かに引っ掛かり、手前は駆け上がりにくわれて悪戦苦闘。
ならばと、中程に投げた竿に即アタリ!
難無くカンダイの60cm級が上がる。
「倍計算で120cm、あとはエソを釣れば楽チン優勝!!」。
エソは明日狙うとして、カワハギを探しに定期船乗り場へ戻り、
良型のカサゴとカワハギを追加し本日納竿。
翌日は、以前から狙いを付けていた「石応防波堤」にて単身竿出し。
地元の釣り師によると、マダイ、コロダイ、ヒラメなどの実績場とのことで、
マムシと生アジで両面狙い。
しかし、まったくアタリ無く何をやってもダメ。
おまけに風にラインが流され根掛かりの連発。
完全にイーしていると、こんな時は良く有るのです。
突然「ジィ〜〜」とリールがうなり、竿が飛ばされそうな勢い。
アワスと確かな手ごたえ。「もらった大型マダイ!!」と瞬間、
「アレーッ? 根掛かりでガックリ!!」。
でも魚は付いており、道糸は更に出ていくばかり。
3号ラインでは無理も出来ず、魚が反転するのを願うが結局ダメ。
優勝どころか、エソも釣れず、着外となりました。
2月10日 日振島喜路にて カンダイ60cm、カサゴ33cm、30cm、カワハギ26cm
2月11日 宇和島石応防波堤 完全ボーズ
須藤 寛
僕 | エソ | 64〜40cm | 9匹 |
コウイカ | 良型 | 1パイ |
僕 | マゴチ | 50cm | 1匹 |
ヘダイ | 36cm | 1匹 |
須藤 寛
僕 | クロダイ | 53cm | 1匹 |
孝範君 | キチヌ | 40cm | 1匹 |
大宮君 | スズキ | 67cm | 1匹 |
ニベ | 38cm | 1匹 |