吉野川を考える!!    南 道雄

昨年12月宇和島帰り、「ちょっと休憩」と軽い気持ちで立ち寄った「吉野川」で待望のニベDランクが釣れた。2匹目のドジョウ、いや「50cm級」を狙い調査を開始した。

ポイントは吉野川左岸、県道29号線下流300mA地点と、更に400m下流のB地点。ここは共に穴あきテトラで釣りやすく、竿数が出せる楽チンポイント。
息子の孝範にも協力してもらい、ポイントABを交互に攻め、釣果を比較することにした。
1回目は1/31/4、2回目は1/71/8、そして3回目は単独となったが1/141/15に実釣評価した。

前回  昨年12/25中潮16時〜20時  満潮15時、干潮22

ポイントA 私  キビレA2、ニベA3D1  潮位が高い引き潮(ニベ51cm)

1回目 1/3中潮16時〜1/4小潮8時  干潮15時、満潮21時、干潮3
ポイントA 孝範 キビレA2、スズキA1、ニベA1D1 満潮付近の潮動きかけ(ニベ50cm)
ポイントB 私  キビレA1、スズキA2D1  満潮から下げ(スズキ76cm)

2回目 1/7長潮16時〜1/8若潮7時  干潮20時、満潮2時、干潮8
ポイントA 私  キビレA4、スズキB1
ポイントB 孝範 スズキA1B1

3回目 1/14大潮 18時〜1/15 6時  満潮19時、干潮2

ポイントA 私 キビレA1B1、スズキA1

4回目 1/15
中潮 15時〜20時  干潮14時、満潮20

ポイントB 私 キビレA3

ポイントAは潮目は遠くて私の飛距離では届かず、ポイントBは私でも十分に届くところに潮目が出来る。
さて、ニベに限るとAランクが釣れている時に、大物も廻ってきて釣れる感じで、投点も比較的近い。
わずか1ヶ月間の釣果だが、途中からニベは全く釣れなくなった。キビレはAランク以下も数多く釣れ、徐々にサイズアップしている様に感じた。
吉野川を気に入ったのは、アナゴ、エイ等の嫌われ者が少ない事であった。また、大物サイズ以下も含めると、Aポイントの方が釣れた魚の数は断然多かった。
今年は秋口からAポイントで「二べ50cm級」を狙う予定で、潮位の高い日の満潮前後、潮の動き出しを攻め、ニベを根こそぎ釣るつもりで集中砲火するのが好釣果につながるものと思われる。