50周年記念大会は優勝狙いで宇和島へ  南 道雄

全日本サーフ大阪協会の50周年記念大会が5/13〜14開催。
今回は異種2匹長寸で土曜日18時から釣り可能との事で、片岡会長・大宮チームが笠岡、瀧井・須藤チームが高知、菅原・南チームが愛媛、そして近場狙いの井上・吉村に分かれて出陣する。

今回は、いつも以上に皆が優勝を意識しており、笠岡チームはマダイ狙いでクロダイ、マゴチ、アコウが相方。過去の実績からマダイとクロダイで100cmは堅く、マダイ次第では120cmの優勝ラインに届くとの読み。
また、高知チームはコロダイ狙いでマダイ、ヘダイ、クロダイが相方。こちらもコロダイがくれば、相方次第で軽くメーター超えとなり優勝可能と判断。

そして、我々はエソ狙いでマゴチ、ヒラメが相方。エソの60cm超えは確率高く、問題は相方が釣れるか否か!! 
検寸時間を考えると7時には淡路島向けて走り出す必要有り、マゴチ・ヒラメ狙いの時間が少ないのが気になるところ・・・。
岡山のH先生から「外向きで大型マダイが連日釣れている!!」との情報が入り、夕方の時合いを「マダイ」に賭けるべく狙いの波止に向かう。
しかし、釣り人が多くスペース確保は難しく断念。釣り場が無いのは想定外だったので、次のポイントは何も考えておらず、頭が真っ白に!! とにかく宇和島方面に戻ることに・・・。

途中、夕暮れ時となったので、三浦半島で分かれて竿出し。菅原さんからイトヨリのランク物が釣れたとの連絡が入ったものの、私はアタリすら無く完全ボウズ。
同じ分かれて釣るのであれば、大島や細木運河で一発大物にチャレンジしなかった事を悔やむ。

その後もアタリ無く22時頃に切り上げ違うポイントに向かう。しかし、ここもすでに先客が有り、同大会にエントリーされているNフィッシングクラブの方々と出会う。
1人を除き仮眠されているところを見ると、かなり厳しい状況と思われ、事前に調査していたポイントで相方のキチヌを狙うことに!!

予定どおり、1時間程で各自1匹ずつランクものを確保したので、津島町へ行きエソ狙いに切り換える。
しかし、時期遅れかエソが全く釣れず、明け方にお互い1回、それらしいアタリが有ったものの完全ボウズ。菅原さんはすでに2匹確保されているが、私はAランクのキチヌのみで検寸対象外!!
いつもの内向きポイントはあきらめ、外向きに一本生きアジをチョイ投げし、帰り支度をする。そして、竿を上げた瞬間、竿先が持ち込まれ不意を突かれる。
走り回る状況から「エソの大物」と確信、ハリス切れが気になったが、菅原さんの一発網入れで何とか確保。
エソとキチヌで95cm近くとなる。密かに「60cmのマゴチとエソで優勝」を狙っていたが、これで何とかに入賞ラインには届きそう。

笠岡チームからは連絡無い(のは、釣れている証拠)ものの、高知チームはコロダイやヘダイが上がっているとの事。
検寸会場に大型クーラーを引っ張り、慢心笑顔の笠岡組の二人。「やったな!!と直感」。そして、ギャラリーが集まる中、70cmを超えるマダイのお披露目となった。

5/13〜14   中潮  晴れ

優勝 大宮 マダイ 71.7cm、クロダイ 49.3cm 計 121.0cm
5位 片岡 マダイ 54.0cm、クロダイ 46.1cm 計 100.1cm
7位 ワニエソ 63.5cm、キチヌ 32.2cm 計 95.7cm
10位 須藤 コロダイ 64.1cm、マダイ 25.0cm 計 89.1cm
22位 瀧井 チダイ 36.5cm、ヘダイ 37.4cm 計 73.9cm
31位 菅原 イトヨリ 36.6cm、キチヌ 32.2cm 計 68.8cm
他魚準優勝 井上 コブダイ 65.2cm

今回も、大阪に「滋賀投友会あり!!」と知らしめる結果となった。